「旬」の概念を超えて、一年中使えるたけのことは?
和食において、季節感は料理の命。
春の訪れを告げるたけのこは、その代表的な食材で、春の献立には欠かせない存在でしょう。
しかし、旬の時期は短く、その美味しさを一年中楽しんでいただくことは難しいのが現状でした。
私たちはこの課題を解決するため、旬のたけのこの美味しさをそのまま閉じ込めた加工品づくりに力を入れています。
和食店様が一年を通じて、質の高いたけのこを安心して使っていただけるよう、独自の製法で「水煮」や「メンマ」に仕上げました。
特に「水煮」は、ただ茹でてパック詰めにするのではなく、本来の風味を大切にしながら加工しています。
限定された農家のこだわり抜いた米ぬかを使用し、丁寧に仕上げることで、たけのこが持つ自然な甘みと香りを損なわないように工夫しました。
この水煮は、下処理の手間が一切不要で、封を開けてすぐに料理にお使いいただけます。忙しい厨房で働く料理人の皆様の負担を軽減しつつ、旬の時期と変わらない美味しさを提供できるのが大きな特長です。
煮物や炊き込みご飯はもちろん、和え物や炒め物など、様々な料理でその存在感を発揮してくれることでしょう。
さらに、独特の食感が楽しめる「メンマ」もご用意しています。たけのこの根元部分を使用することで、程よい厚みと太さがあり、噛むたびに旨みがじゅわっと広がる、他にはない仕上がりです。
「ラーメンの具材としてだけでなく、おつまみや和え物にも使えそうですね」と、静岡近郊の飲食店様から嬉しいお声をいただくこともあります。